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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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最近はイルミネーションを一箇所だけ、夜もそのままディスプレイしている。

色はブルーだが

外から車で見たときは怪しい感じに見えるかも




今日はまたもや怪しい形づくりで

どうしてまたこれに挑戦するのか

やっぱり!面白いからなのでしょう



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つい先日、登米町に住んでいる方が手づくりされた

ひな人形を置いてくれた



すごくほのぼのとした暖かい感じのひな人形だ



大小あって手頃な感じでとてもかわいらしい!

ガラスだけの空間に華やかでも落ち着いたひな人形

ショップには数個しかなくご要望の方はお早めにどうぞ!

作者(吉原さん)の暖かさも感じられる
映画でも舞台でも絵画でも

光り輝く主役のような場面ばかりでは、主役は目立たなくなってしまう

誰もが主役になりたいと思うが脇役がいなければ、主役は目立たない

本当は何年も脇役を務めたベテランの見えないところでのフォローがあって舞台は素晴らしいものになっているのだろう!

すぐれた脇役の存在を無視した舞台や表現だったら

すべてが迫力を失い、感動も少なくなるだろう!

だから、アートも脇役の作品が必要である!

脇役の作品から

一筋の光り輝く主役の作品が生まれるのだ

これからも地道にただただ脇役の作品をつくり続けるのみ

ペンダントぐらいの大きさだと

良い感じに溶けて綺麗に丸くなる

表面張力の関係なのだと思うが厚さは6mm程度だ

やはり10mm以上の厚さのガラスは型が必要になってくるのだろう



しかし、このベネチアブルーはペンダントに良いようだ
今日は、地元の高校生が社会勉強にご来店下さり、私のお店の商品広告のようなものを作って頂けるとのことで、色々お話しさせて頂いた。

私が創るものは、どちらかと言えば美しいものではなく、奇妙な変わりものが多いのです。

ただ、ガラスやクリスタルなので光るときれいに輝きます。

それであえて個性的で見たことのないデザインを目指すのです。

それは、自分の殻を破るためにも必要だと考えています。

今日もテストしたガラスが電気炉から出しましたが

失敗のようで黒く焦げたようなものもあり、溶けすぎて形が崩れたものもあり

でも、この失敗が糧となり次に繋がっていくのです!

ただ、みかたによっては失敗も失敗ではなくなり、珍しい作品になる可能性を秘めているから

この実験は面白い

グランドプリンスホテル赤坂でのことですが

サンドブラスト(ガラス彫刻)の体験で

私は、体験される方には、言うのですが

基本的には自分の力で模様等を描いて下さい!

想像力や発想力を引き出してほしいので

漢字文字等を崩して描くようにかくと良いですよ!

どうしても浮かばない場合は、参考イラストをお見せします。

そうやってサンドブラストの体験をしていきます。

そうするとほとんどの人が、自分の力で描きます。

そうやって、親子で体験された方がいらっしゃいました。

子供さんは何歳かわからないのですが(小1年生ぐらいかな~)、カッターを使えそうにないなあと想っていましたが

その、お子さんは、一生懸命に自分で模様を考え、一生懸命カッターでグラスの曲面に貼ったマスキングシートを切っていくのです。

時にはカッターの刃を逆に動かして

えー 凄い

でも、お父さんは手を貸そうとしません。

そして何度も何度も失敗しながらも、とうとう完成させてしまったのです。

こんなに小さなうちから、一人で作り出すとはびっくりしてしまいました。


そんな感性を大事にしてガラス彫刻を教えている自分がいる


だから

「あるがままに」を貫きたい!

ガラスをつくるには、まず粘土で原型を作るのですが、すべては自分の手の動く

ままに粘土を成形し、へこみも、膨らみも、厚さも、薄さも、感覚だけの

ものになってきます。

そうして、できあがった粘土原型に石膏を流し込み、固まってから、粘土

を取り出し、型を作ります。

それからベネチアの板ガラスを割り、型に配置し、やっと焼成となります。

電気炉で三日間、時がくるのを待ちます。

そして、窯の蓋を開けた瞬間、鮮やかなブルーが光り浮かび上り、目の

前に現れてきます。

石膏型を壊し、水洗いをして、余分なバリを取り研磨して完了となります。

それを太陽に向けて透かしてみたときに、中にある筋や細かな気泡は、

自然な模様を浮かび上がらせます。

その筋や気泡は、私自身の感覚でもあり、ガラス面の凹凸や側面の荒々

しさまでもが、すべてがその時の瞬間の集中と感性のあるがままにできた

ものであります。

たとえば、これにさらに削り磨きをかけ、工芸品や鏡面のような製品にすることも一つですが

でも、私の今のアートな作品づくりからは、それはできないと気がつきました。

私のアートは、綺麗さも汚さも、凹凸も、偶然にできたように見えるかもしれない

しかし、それは感性が生み出した、偶然ではないのかもしれない

すべてはあるがままに



型無しで焼成したガラス

綺麗な面になったが、薄くなり、徐冷に失敗した。

そんないつもの実験が楽しい

ものごとを進めようとすると

いろいろな障害が立ちはだかり、気力を無くしたり

もう無理だと思ってしまうことは常にあることである

でも、何もしないうちにもうダメだと考えるのは早すぎる

『即!達成したい』

と考えたくなるし、即結果を求めるのは誰でもあることである

でも、ほとんどは長い時間をかけて実験的に繰り返さないと完結できないことが多い

天才なんてそんなにいない

天才だから一般にはどうでもよい思いがけない欠点があるかもしれない

だから、一般に単純で普通に喜怒哀楽の人間でもいい

挫折しそうになったら、レベルを落として地道に少しずつ進んでいけばいいじゃないか

挫折しなでいられるように

よく考えればあたりまえのことである



最近少し苛ついていました。

ものづくり以外のことで

何か歯車が合わない

そんな感じです

はやり私も人間ですからバイオリズムのように浮き沈みがあります。

それは誰でもあることで

まだまだ修行が足りないな~

他のことにとらわれず

初心に返ってものづくりに励もう

ただひたすらに

いろいろな形をデザインを

無心に

つくる



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体 験 教 室
プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
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   宮城県登米市
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