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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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 今日、南三陸町に行ってきました。

私のショップから近い南三陸町へは

登米インターを経由して行けます



                   登米インター

の下には石巻と気仙沼の方向の案内板があります



真っ直ぐ行くと、私のショップのある登米町(とよままち)ですが、

そこから国道45に出て北に向かうと南三陸町があります

国道45号に入り途中に道の駅「もくもくハウス」があります

休憩にはここが良いです!



そして、南三陸町に



川の上流でもこんなにがれきがあります


私は、被害の大きい沿岸中心部に行く前に

がれきの撤去作業の邪魔にならないように、路肩の広いところに止めて車を降りた



この向こうは直ぐに海が見えるのである

そして、川の方に目を向けた

奥に建物は建っているが、手前の川にはがれきの山

ふと、下の方を見た



あっ

あった

それは一つの小さなガラスの欠片である
 
思えば

東日本大震災の地震以降、行動する何かを探すことから始まった

とりあえずボランティアに参加した

することは沢山ある被災地

直接的なこと間接的なこと

必要とする作業は日々変わっていくようだ

いずれにしても、住宅のがれき・車、特に船が陸の奥まで流されそこにあることは

被災地の津波の凄さを物語っている

私がガラスに関わって10年になろうとしている

私が出来ること、ガラスの破片を集めること

すべてのガラスを利用できるわけではないが.......


そして、奥へ

そこには殆どすべてが流された後に大きな建物の残骸だけが残る






この地を、何度も訪れている私にとっては、あまりにも何も無い現実がそこにあった!





少しでも、この地の人々の為になる何かをしなくてはならない

「住まいの一部」だった窓ガラス

それを、電気炉で溶融して小さなガラスの固まりを作り出し、ペンダントを作る

電気炉で2~3日過ごしたガラスは、不純物を焼き尽くし浄化し新しく生まれ変わる

南三陸町のふるさと(住まい)の思い出を少しでもガラスに詰め込んで、新しい復興の希望に

ペンダントとして生み出すのである。

そして、この地の被災した人達に少しでも還元していきたい
 
それを、地道でも

これから少しづつでも行っていく

それが、自分!

この一つの破片に新しい息吹を吹き込む

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プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
住所:〒989-4703
   宮城県登米市
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