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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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2013 ima展(国際現代美術家協会)

12月13日から12月20日まで
東京都美術館で開催されます!

私の作品も展示させて頂いております!
作品名:幻想のふくろう
作品種別:立体(ガラス)
大きさ:45×35×27cm、重量17kg
制作技法:パート・ド・ヴェール

この作品は、工芸用ガラスで制作したのではなく、造形としては扱いにくい窓ガラス等の板ガラスをパート・ド・ヴェールで制作したものです。
ガラスは壊れるもの、壊れたら役にたたないもの、という意識が一般的にあります。壊れて役に立つことは無いのだろうかと、模索し続けていた中で制作した作品です。

ガラスは仙台市内壊れた窓ガラスや東日本大震災で壊れた窓ガラスをリサイクルして使用しています。
原型制作時には、私が油粘土で基本形をつくり、装飾の一部は仙台市内の障がい者のお手伝いを頂きふくろうの全体を表したものを石膏型で制作しましたが、板ガラスを砕いて型に投入し焼成した時に、建築用板ガラスの性質上、工芸用ガラスより高温での焼成となり、重量の圧力が掛かりすぎたためか、石膏が割れて、ガラスが型から流れ出てしまったものとなってしまいました。
しかし、その流れ出たガラスの一部がふくろうのくちばしを表す形になり、新たな独創性的なものと感じた私は「形は重力によってもたされる、形はあるがままに」の自己理念により、この形状で良いとし、制作仕上げに、高揚心で取り組み最終的に私が仕上げたものです。
仕上がった作品にはひびも入っていますが、ひびが入ったことにより、光源の受け方によっては、ひびから色の変化をもたらす効果となっておりますので、ひびも作品の一部としています。
全体形状はふくろうの頭の上部を表しております。しかし、本来のふくろうは上下逆さまにしたものであり、逆さまに見ても同じようにふくろうの頭の上部が見える作品となっています。
これは、世の中には、+と-、表と裏があるように、ものは一方向の見方だけではないことを、表していて、そのようにものを見ることの大切さを表現していると感じます。

しかし、このような作品を出品することを正とする心を持てることに
感謝しています!

※私以外の皆さんの素晴らしい、美しい作品が沢山ありますので
是非、見に行ってみてください!

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プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
住所:〒989-4703
   宮城県登米市
   石越町南郷字天神堂19-5
TEL080-1839-7215
FAX0228-34-2582
E-mail uoiui@amber.plala.or.jp

Address:
19-5 Tenzindo Minamigo
Ishikoshi Tomeshi Miyagi
989-4703,Japan
Yoichi Goto
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