今日、近所の方が私の店に尋ねてきた
電気製品のアクリルケースを壊してしまったようで
私は、電気屋でも、修理屋でもないのですが
長年使い続けてきたものらしく、愛着があるようです。
メーカーに問い合わせしたら、もう廃盤でそのパーツはありませんと言われたようで
私は、ガラス屋なのに、なぜ私のところに来るのか分からないのですが
たぶん、店のショーウィンドウに変わったガラス作品を飾っているので
私なら直せるだろうと来たのかもしれない
その方は、年齢的に、身体も不自由になっているようで
何とかお願い出来ないでしょうかと、丁寧にお願いされるので
「元通りには直せませんが、使えるぐらいにだったら何とかやってみます。」
と応えてしまった。
田舎では、多種多様な店があるわけがないので、何でも屋が必要なのかも
どんな事でも役に立つのなら、頑張ろうと思います。
これも、ものづくりの経験になります
ここ2ヶ月
作品づくりが出来ない状況にある
3月は卒業や転勤・退職の時期でいろいろな記念品を頼まれる。
それが、4月まで続いている。
頼まれた物は可能な限り良い物で出したい!
そんな自分がいつもいる。
だから時間が掛かる。
一度作っても気に入らないと、新しい材料で再度同じものを作る。
馬鹿な自分がいる
だから、赤字なときも少なくない
でも、頼んだ人が喜んでくれたら、それが自分も嬉しい
今も少し忙しい
小さな文字を書くのはある程度できるが
小さな文字を彫るのは、フォントがあっても、それを一つ一つ再現するのは大変である
ある意味、作品かもしれない
人の目で見える小さな文字を手作業で表現する時
拡大鏡を覗き極小の線を、手の震えを抑えながら切り出に成功したとき
その小さな部分に大きな壁を越えたものがある
それは、達成感か満足感かはわからない
ただ、そこから新しい何かが生まれそうだ
新しい作品を作るのだ
板ガラスのフォトフレームを注文しようとしたが、採算が合わないのか
取り扱いされなくなったようで
仕方がないので自分で作ることにした。
ガラス工場に寸法と端部の仕上げを話して注文した。
そのカットして頂いたガラスで10mmのガラスとガラスの間に2mmのガラスを挟み込んで
接着してフォトフレームを製作します。
しかし、品物を見て愕然
10mmの板ガラスは端部が綺麗に磨かれていましたが、2mmのガラスの磨きが機械できないらしく
透明状態ではありません!
仕方がないので、サイズも少し大きくしたいこともあり、2mmの板ガラスを買ってきて、
自分で理想の大きさに切断して、
それから、切断面が透明になるよう、5段階、耐水ペーパーで磨き上げ
ひたすら磨いては
研磨面を確認し
せっせと研磨しては確認し
やっと透明になってきました。(写真上少しわかりにくいですが)
それをガラス用接着剤で貼り付け
重しを載っけて待つ
やっと完成です
こんな感じです
ガラスだけのフォトフレームはカッコイイ
上から見たところ
隙間に写真を挟み込みます。
このガラスフォトフレームを製作して感じたことですが、
出来上がったものは、見た目は大変良い感じになりますが、これは立て置き形で、後ろに控えがないので
地震時に転倒しやすいです。
しかも、ガラスとガラスの隙間に写真を入れるのですが、この隙間から
長年のホコリが入れば、掃除するのはかなり大変そうです。
でも、どんな物でも新品のときは素晴らしいと感動しますし、時間がたてば古くなりますが
ただ、このフォトフレームに彫刻された記念品を、見たときの感動が大きいことは確かです。
商品には、その気分(感動)を味合うことが一番重要なのかもしれないですね!
こんなふうに発泡スチロールの枠で囲いを作って
石膏を流し込む
固まったら、枠とボトルを外し
こんな形が残る
これ、何になるだろうって思われますよね!
まだ、教えられないのですが、上手く完成したら!
アップします。
今は、ただの石膏の固まりです

ただそれだけである
何を形とするか
時間を要するが
多くの形を試すしかない
これは陶芸の作品となるか

どうなるか、わかりません

人によっては、何こんなもの、非常識

ただ、これから何かに変身心していきます

指先を模様としています。
最近の作品です。
サンドブラストで彫刻してからいろいろ試しています。
わかりにくいですが、こんな感じになっています。
次のもこんな感じです。
どこが違うの言われてしまいそうですが、まだ途中なので
もっと確立したらお知らせします。
板ガラス割ってカット
腕が少し筋肉痛

さて!
これが、どうなることやら

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工房:ゴトウデザイン
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