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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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私はガラス造形作家である

でも、以前、長年建設に関わってきた。

その現場の中で、いつも思うことがあった。

建設ではコンクリートを使うことが欠かせない

コンクリートは配合によって、色々な強度や耐久性のものをつくりだす。

また、高強度のものもあれば捨てコンと呼ばれるものある。

いずれにしてもコンクリートの強度と耐久性を高めるのは養生である。

養生とはコンクリートが硬化するときに化学反応によって熱をだすので、

温度を一定に保つために、夏場は水で冷やし、冬場はヒーターで湿潤状態で

暖める事である。

一般的に地方の公共建設工事は年度末に近づく冬場が多いのである

ですから、ヒーターによる湿潤保温養生が多くなるのである

では実際に養生をどれだけやっているかですが

たぶん適当なのが多いといゆか、強度的にはそんな感じでもでるからである。

でも私は、出来るだけ養生をやってきた

コンクリートを打設した後は、その場所をブルーシートで覆い、温度計を置いて

ジェットヒーターを焚く、そして夜数時間毎に見回り、コンクリート表面が固まってきたら、

マットを敷いて水を掛ける。

そんなことを何日か繰り返し所定日数を養生する。

それをいつもやってきた

地方のある大手業者は、重要構造物でもあるにもかからわず、満足な養生をせずに

作ったものが、完成したときはきれいに出来上がっていたが、何ヶ月かが過ぎ、

コンクリート表面にひび割れが多く生じた。

捨てコン(面を平らにして固めて作業しやすくする)であればそれでも良いが

役所の人達は困ったっと言っていた。

仕上がり表面だけきれいにして、満足な管理もしていないそんな業者だったのである。

実は、そんな利益だけを追求するような業者が結構多くいたように感じた。

私自身、現場での経験と勘から、養生をしっかりしたコンクリートは壊れにくい!

たとえ一般住宅の小さな基礎でも

しっかりと養生して作れば耐震性の高い家造りができるのである

当然地盤の状況にもきちんと対策をする必要がありますが

ばかまじめ と言われたことがあるが

それが自分なのである。

今、なぜこんなことを書いたか

自分に出来ることは、大切にしたいと思う、おもいやりのような管理である

ガラス造形をしている自分にかせられているのは

ガラスとコンクリートを組み合わせてどうにかしようとしているのか

役立つガラスをつくれるのか

災害でどうガラスが役に立つのか

そんな事を考えている今日です!

負けません

がんばります
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プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
住所:〒989-4703
   宮城県登米市
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