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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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いよいよ本格的に、ガラスお皿を作る段階になってきました。
まずは、お皿の形の元になる型を、陶芸用の粘土で整形しました。
この型をゆっくり乾燥させ素焼きにしますが、乾燥に何日かかるか、待つしかありません

この粘土原型は、私の好きなデコボコ螺旋模様にしています。




こちらは、皿に模様を付けやすいように滑らかな面になっています。



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もっと先に説明が必要でした。
パート・ド・ヴェールとは
製作方法は知っているのは当たり前なのですが
意味はと聞かれ
私も本を読んでいてわかっているつもりでしたが、しっかりと忘れている自分でした。
反省

パート・ド・ヴェールとは
フランス語で「ガラスの練り粉」という意味です。



これが丁度、色ガラスの練り粉を型に充填したところです。


色ガラスの粉末を特殊な糊で練って鋳型の中に充填して、鋳型のまま加熱して中のガラス練り粉を溶融して、鋳型どおりのガラス作品を作る技法とあります。

19世紀末フランスで創り出された言葉だそうです。

しかしこの技法で作られれたガラス作品は、ガラスの練り粉と言う言葉だけでは表現しきれない内容があり、現在ではそのままの言葉として使用されているそうです。

やり方によっては、かなり奥が深いです
ガラス石膏型いろいろテスト
ゴムシート
コルクのコースター
クッション材(プチプチ)



ゴムシートは簡単に型外しできました。
クッション材も簡単です。
問題はコルクでした、取り外すのに、コルク材に切れ目入れたりしてやっと外せました。


電気窯に入れて



プチプチはこんな感じに焼き上がりました。



プチプチガラス板です

これをどう使おうか、再加熱して皿にしてしまおうか
ショップオープンしてからも書類整理が溜まっていて毎日忙しい状態です。 
工房の方は残材でメチャクチャ
でも、やっとのおもいで作品づくり
少しアップします。

すべてパート・ド・ベールです。 

1枚目は渦巻きペンダントです。
裏側の渦巻き模様が浮き出た感じが光を通して良いです。
 




2枚目は星形でこれもペンダントかブローチにする予定です。 
手の感触での仕上げなので独特の質感です。
ざらついているようですが、それほどざらついた感じはしません。




3枚目は知り合いの方が試しに粘土で型を作ったものをガラスにしたものです。
ミニペーパーウェイトのような感じになりました。 

窯入れしたガラス焼き上がりました


今回はテスト焼きなのでどのように焼けるか確認してみました。

粒ガラスは良い感じに溶けて焼き上がりました。

板ガラスはやはりまだ830℃では温度が低いため完全には溶けませんでした。

市販のガラス玉は溶けたようですが、粒が大きすぎたため、はみ出したようになってしまい、まだハッキリわかりませんでした。(たぶん大丈夫だと思います)



粒ガラスに青の色ガラスを少し混ぜたものです。
上手く溶けて良い感じです。
量が足りなかったので、再度窯に入れます。

テスト焼きの結果は粒ガラスはまずまずOKです。
今後は、作品の本焼きに入っていきます。


最後にブラスト彫刻したグラスにキャンドルを入れてみました。


小さな炎が ゆらりゆらり と彫刻模様を陰となって映し出していきます。
良い感じです
昨日から実際に型の石膏に粒ガラスを入れて、電気炉での初窯焼成に入りました。
それで、今の時間帯までまで徹夜気味です

何とか11時間かけて、今回の最高温度830℃まで到達




その時(午前1時17分)の、窯の中は


ガラスは溶けているようですが

徐冷後、果たしてどうなっているか

後、27時間後

明日のお楽しみです
最近、やっと小さな電気窯の試運転が始っています。
この窯は8月に東京でTANIさんの工房でお世話になり作ってきた窯です。 




    100Vで内部の寸法は300×300×300です。

これで、手始めに小物ガラスをテスト的に作っていきます。
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プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
住所:〒989-4703
   宮城県登米市
   石越町南郷字天神堂19-5
TEL080-1839-7215
FAX0228-34-2582
E-mail uoiui@amber.plala.or.jp

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