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     アートギャラリー・カフェ・ショップ  CasaVaso「 カサ・ヴァソ 」           〒989-4703 宮城県登米市石越町南郷字天神堂19-5
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世の中には綺麗な円形・四角形・三角形を極限まで磨き上げて
人を魅了する作品や綺麗な花や美しい風景、洗練された模様が多くあり
また、それが絶賛されて、評価を得ています。
それはとても素晴らしいことです。

私は逆に、ありふれた形や花模様のではなく、何かわからない形や色を
無心のままに創り出そうと、日々一生懸命やっています。

そのなかで、最近出来上がったガラスの器です。
(磨きが不十分ですが試作品です)

最初の物は、いつも思い描いていた四つ葉のクローバーのような形
そこに、黒っぽい四つのアクセントを付けています。
それから、表面は極端に凸凹にして乱反射させています。
ただ飾っておくだけか、物を置く皿としての使用になるでしょうか



次は円形の皿ですが、外周はカットせずになみなみ状態にしたままにしています。
色もランダムに散らしてあります。
多少表面の凸凹はありますが、皿としては滑らかなので料理や菓子置きとしても使用できます。



次は割った板ガラスをランダムに継ぎ目をくっつけるように配置した皿です。
残念ながら、継ぎ目に少し隙間ができてしまった部分もありました。
それから、金箔を少しだけ試しに張り付けて載っけてみました焼成してみました。
これも、料理をおく皿としてではなく
ただ、形と溶け具合を試しています。



今回の作品はあまり理解されるものではありませんでしたが。
私の個性と言うしかありません。

いずれ、目的にあった作品を今後作り上げていきたいです。



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本番用として大きめの皿
試作で試してみて良いと言われた、ランダムな色模様の作品です。




もう一つは、青をベースに輪のような模様の作品です。




最後に鉛筆のようなオブジェ
不思議な感じになりました


いずれにしても磨きが残っている作品がまだあるので
後で磨きに頑張らないと

カラフルな色をランダムに付けてみました。
凸凹感と合うような感じです




こちらは青を輪にちりばめてみました。


今回は730℃と温度を低めにしたので凸凹感が多くなりました。
予想した感じに近いので、少しは電気窯になれたのでしょうか

一回目の成功で更に
2枚目を焼いてみた

上手くいきました



もう一方に型で焼いたものは

一つはこんな感じ、凸凹が大きい


色の載せ方でもガラスの表面はいろいろな顔を覗かせる。
実に面白い




地震のため停電で温度管理が途中で出来なくなったので、諦めていた窯の中の皿
余震は、まだあったが停電も回復して蓋を開ける前に電気を入れてみたら、まだ100℃以上あったので、次の日に開けることにした。

次の日、おそるおそる蓋を開けてみた。
おーおー
割れていない、奇跡的だー嬉しいー



早速、取り出してみた。



二つとも割れていない。
幸運と言うしかない

型から外して皿の端部のバリを取って、荒削りした。



気泡が良い感じに入っている。
何が良かったのか、徐冷が自然任せだったのにラッキー
皿としては成功のようだ。





再挑戦です
ピンクの花模様のような感じがでるように色ガラスを混ぜています。
さて、どうなる事やら



今朝温度も下がり蓋を開けると!
あれー 穴が空いているー ヒビ割れがー



温度が高すぎたのです!
今回は他のパート・ド・ヴェール作品もあったので高めの800℃で設定していました。
目的の皿にするには温度が高すぎでした


2つのうち1つは割れていないので、こちらの方を後で磨いてみます。


それでも、めげずに、新しい型を粘土で作っています
今度は、今より大きめで長いところで27cmぐらいの大きさの型です


2日以上かかってやっと焼き上がりました。
で、窯の蓋を開けてみると
ん......
光っている凸凹



ちょっと予定が狂った
皿なので表面が滑らかな予定が凸凹
どうやらガラスの粒が大きいものが凸凹になったのと温度設定(700℃)が低かったようです。




手に取ってみると
これは、何だろう何に使うのだろう



裏面の模様は形がでている



横から見るとわかる


これって皿として使えるだろうか

でも、新しい感覚の皿として磨いてみます。

普通の皿としては失敗ですので

ガラス粒を小さめでそろえるのと、最高温度を750~800℃ですぐさま再チャレンジです


先程、電気窯の中を確認しました。
見た感じは良い焼き上がりのようです。
まだ90℃近くあるので取り出すのは、明日にしよう!

素焼きなので、どうなってるか手に取ってみて強度がわかるのでしょうね




後は、いよいよ粒ガラスと色を混ぜてどのような模様の皿ができるかは、感性だけのものです







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プロフィール
HN:
後藤 洋一
性別:
男性
職業:
ガラス造形家
趣味:
陶芸・スキー・キャンプ
自己紹介:
ガウディ、岡本太郎、松本零士を尊敬しています!サンドブラストアートガラス、パート・ド・ヴェール、ステンドグラス等の硝子造形品を制作をしています。
工房:ゴトウデザイン
ショップ:あーと硝子
     Casa Vsso
住所:〒989-4703
   宮城県登米市
   石越町南郷字天神堂19-5
TEL080-1839-7215
FAX0228-34-2582
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