薪ストーブを焚きながらあれこれやっていると
時間が過ぎるのが早いです!
で、本日の作品
樹木
それから定番の模様になっている
森
最近の作品です!
以前からミュシャを小さくしてどこまで彫刻できるかと
チャレンジしていた作品の一つです。
今回は少し大きめなので、再度もっと小さく彫ります!
それから久しぶりに、ヤッターって感じの作品が出来ました。
凄く気に入っていましたが..........
自分は気に入っていっても、一般の人から見たら奇妙な感じに見えているはず
と思ってあまり気にせず、購入しやすい値段に設定していたら
なんと直ぐに購入されてしまいました
値段の割には時間かけて作ったのに(安すぎたかなあ~)
先日、日曜日お店に来た青年が鏡に文字と模様を彫ってほしいと尋ねてきた。
私は見積もりしてから連絡を差し上げますので、後日お店に来て頂くようにと、お店の留守番をしていてくれる女の子に、青年にそう伝えるように、電話で話をした。
後日、その青年が来た、見積の提示をしたが、かなり予算オーバーのようだった!
(予算は提示した金額の半額だった)
その青年が言うにはある他の店では、かなり安い金額で以前に頼んだとのとこだった。
私は、その値段を聞いてかなり驚いた!
でも、私の店ではこの値段ですと言いました。
そうしたら、「その青年は、もうその店では頼めない状況なので!」と言われ!
両親への結婚記念のお祝いにプレゼントしたいので彫ってほしいようである。
私も何とかしてあげたいけど、今やっている方法ではかなり難しい状態でした。
たぶん、その以前頼んだ店では、特殊なフイルムを使って、写真のような技術を利用して、大量に一気にサンドブラスト用の型を作るのである!
大量に生産することができるのでコストダウンできるのであるが、フイルムの使用期限が3ヶ月ぐらいで劣化してきてしまうのが難点である。
私もその設備はあるのでできるのですが、なんとなく低コストの大量生産に追われ、本来のものづくりとはかけ離れるような気がして、その部分の営業はしなくなったのが現状です!
でも、実際はどうしてもと頼まれれば、やってしまうのが私でもあるのです!
今現在は、マスキングシートを、手やカティングマシーンでカットしての制作が主流になっています。
その方が自由に創造しながら制作に当たれるので、そこから良いデザインが生まれてきます!
話がそれました。
それじゃあと、私は一つの提案をしました。
ガラス彫刻体験で自分で作ったら半額以下になるよと!
筆記体の切り文字だけはこちらでカッティングマシーンで切って段取りしてあげるから、模様は自分でカットして、サンドブラストも自分ですれば良いのでは?
それと、この言葉も付け加えました。
両親へのプレゼントだったら、誰かに簡単に作ってもらうよりも、自分の手で一生懸命作って、それでプレゼントした方が良いよ!
そのように家族から一生懸命作ってくれた部分があれば、貰った人はどんなにか嬉しいことか!
作った人も自分が作ったんだと、胸を張ってお祝いができる。
思い出もできる。「そう言えば、あの時、一生懸命集中して作ったんだなあ~」と
そして、その青年は、自分で作り上げた。
暖かいある日の午後、静かな中、一生懸命集中した!
人って、何か大切なものを作るとき、誰もが集中するんだなあ~、でも、その集中がとても目が輝いて、どこか楽しんでいるように見える。(オーラが出ているような)
そして完成 良い感じです
その青年の帰るときの笑顔が忘れられない!
今日は、いい手伝いができたなあ~
最近、住宅に使われるドアの板ガラスに山の風景をサンドブラストで彫った!
写真を頂いてから、ガラスのどの辺に彫るかレイアウトして
その後、サンプルを3回試し彫りをしてみた。
風景をサンドブラストで彫刻することは、水墨画のように白黒の世界の表現である。
ただ、平面だけの表現ではなく、ガラスを1mmぐらい彫る(段彫りと言う)部分がでてくるので、そこは浮き上がって見えます。
水墨画+3時限的な立体感を表現するのが特徴です。
今回の山の風景作品を透明な板ガラスに製作するにあたっては、どの部分を主役にして強調するか、脇役の表現をどうするか?
住宅内の見え方がどのような感じか?
それに応じて注文主の意見を聞いて制作にあたった。
まず主役は山のピークであることは一目瞭然である!
その部分を段彫りで深く彫って浮き上がらせる。
それから山頂から山麓にかけての流れるような稜線と残雪の表現を段彫りでサンプル製作したら2回とも目立ちすぎてしまった。
そこで、3回目の試作で山の中腹から山麓は薄く磨りガラス状に彫り(平彫りと言う)してみた。
上手く抑えられた表現になり、全体的に良い感じにまとまった!
それから直筆の文章を彫刻するそうなので、パソコンでのアウトライン制作を行うが、かなり時間を費やした。
そして、本制作、大きくて、重い板ガラスに1人で立ち向かう!
大きくマスキングシートを貼り、下絵(写真を拡大した物)をシートに転写した。
ここからが集中!
マスキングシートのカッティング、長い手作業の始まり、下絵のどこをカットするか頭で想像しながらの作業が進む!
静かな真夜中の作業である!
カッターでカットしても、カットしても切りがない!どこまで細かくすればいいのか!
午前3時!集中力はピークに達していた
それからサンドブラストに入る!
大きくて重い板ガラスを1人で持ち上げ、ブラスト機械にスライドさせる。
一瞬腰が痛くなる
さあいよいよサンドブラスト開始!外はもう明るくなってきていた!
一枚一枚マスキングシートを剥がしては、サンドブラストしていく!
その繰り返しを!集中力を継続させて行う
もう何時間たったのだろう!頭はアドレナリンが吹き出ているようだった
そして......!
全体像が浮かび上がったのは午前10時を過ぎていた
最近、小さくブラストするにはどうしたらよいか試している。
とりあえず、題材で選んだのは ミュシャ
複雑な柄をどこまで表現可能か、とにかくやってみた。
少し写真写りが良くないが
今現在このような感じ
随時、他の作品も、真似ではあるが小ささのチャレンジ
以前パート・ド・ヴェールで作っていた皿の裏面を磨いてから
サンドブラストしました。
ガラスを磨くのは結構大変で、木材のようには、簡単に削れない
耐水ペーパーで何段階もの番数を順次上げていき、やっと透明
なガラスに磨き上がります。
それでも機械を使える部分であれば、まだ良い方ですが、
手作業部分では丸1日磨いても、磨き上がらない、場合によっては
磨きだけでも何日もかかってしまったりします。
今回の場合は、透明感をだすものではなく、
青い色を浮き出させるために白くぼかし感をだして、
裏面のてづくり感の良さを表すために、磨きは手作業になっています。
凹凸の凸部分の磨きが、透明感が増し、沢山のランダムな線が入った
感じになりました。
切り子じゃあないけれど、切り子のような感じの細い線が
無数に入って良い感じになっています。
こちらは板ガラスを使用しているのですが、裏面の周りを
サンドブラストして底の部分はブラストしないで、このような感じにしてみました。
さて、これに何を盛りつけてみるか
スパゲッティーでも盛りつけてみようか
マグカップにサンドブラストしてみました。
可愛い感じです

それから以前から取りかかっていた
パート・ド・ヴェールでグラスの型作りです。
内部はこんな感じです
3つの型を合わせて、最後に上に粒ガラスを入れておく口を取り付けて
型の完成です。
「今度作ってみます」と言っておきながら
しばらく作れずにいました。
昨日やっとサンプル作ってみたのですが!
何処かの企業のマスコットに似てしまったかな~

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